コンサルティングの基礎

【上位10%に共通する特徴】優秀なコンサルタントに共通するたった3つのスキルセット

コンサル 必要なスキル
クライアントの期待に応え続ける優秀なコンサルタントと、期待通りの成果を挙げることができないコンサルタントの違いは、どこにあるのでしょうか?

クライアントワークである以上、コミュニケーション能力や知識も大切ですが、成果を上げる優秀なコンサルタントがもつスキルは、明確にあります。今回は、そんな優秀なコンサルタントがもつスキルを3つ紹介します。

コンサルタントとして着実に成果を上げたい」という方は是非最後まで読んでみてください。

コンサルティングとは

コンサルティングのイメージ
コンサルティング(Consulting)」は、「相談する(consultant)」を基にした「相談業務」を指します。具体的には、企業や個人が抱えている課題に対して相談を受ける業務です。

業務を担当するコンサルタントは、クライアントから相談を受けるだけではなく、相談を受けた上で解決策を提示して実行支援までを行います。その際に、まずはクライアントが現状抱えている問題・課題を明確化することが第一歩です。

そして、クライアントの問題を最善の形で解決するにはプロジェクトメンバー等のリソース・資源をどのように活用するべきかを提案し、クライアントと共に施策を実行することで利益最大化を目指します。

優秀なコンサルのスキルとは

コンサルタントは、クライアントからの要望に応えるために現状の分析から課題解決までを提案する職業です。しかし、現状はコンサルタント全員がクライアントの要望を100%叶えられる実力を持ち合わせてはいません。

その中でもクライアントの期待に応え続けることができるコンサルタントの多くには以下のスキルが備わっているのです。

・状況把握力
・論理的思考力
・要約力

この3つのスキルは、一朝一夕では身に着けることができないため、トレーニングや教えてもらい身に着けていく必要があります。インプットとアウトプットを積み重ねてスキルを磨きましょう。

状況把握力

状況把握能力
コンサルタントは、プロジェクトごとに提案事項や解決事項が異なってきます。プロジェクト状況や課題、クライアントの期待値などをいかに早く・正確に把握して、クライアントと共に課題解決に向けて取り組めるのかが重要です。

優秀なコンサルタントは、総じてプロジェクトの課題や全体の把握力に優れています。コンサルティング業界では、外部のコンサルタントがクライアントのプロジェクトの状況を把握することを「キャッチアップ」と呼びます。

常日頃から業界用語や業界知識、動向にアンテナを立ててキャッチアップを心がけましょう。この状況把握力は、コンサルタント以外でも管理職やマネジメント職には求められるスキルになりますので、身につけておくことでキャリアアップをすることができます。

論理的思考力

論理的思考力
論理的思考能力とは、「物事を道筋立てて考える力」のことです。コンサルタントの基礎能力として必須条件である論理的思考力は、多くのコンサルティングファーム会社の採用試験で必要になってきます。特に代表的な論理的思考力法は以下の7つです。

・クリティカルシンキング(批判的思考)
・MECE
・ロジックツリー
・仮説思考
・問題解決思考
・ゼロベース思考
・定量分析

特に最初の4つは、面接前の筆記試験などでも見られるのでコンサルタントを目指すのであれば知っておきたい項目になります。論理的思考力は、コンサルタントの多くの場面で使う能力になります。

例えば、クライアントの課題をヒアリングする時や問題が発生した時の原因分析、解決策の提示、報告書のプレゼンテーションの構成を考える時などに論理的思考力は必要になります。

議事録や報告メールをクライアントに提出する時でも「漏れなく十分に網羅しているか」を確認する必要があります。論理的思考力は、日々の学習によって伸ばすことができます。

要約力

コンサル 要約力
コンサルタントとして、活躍する人のスキルセット最後は「要約力」になります。コンサルタントとして、業務をおこなう場合パワーポイントやワードなどで資料を作成・発表をする機会が多いです。

この時に「相手に伝えたいことは何か」を見やすく分かりやすく伝える能力として要約力が必要になってきます。このスキルを身に着けていないと、ダラダラと文章を記載してしまうため、相手に伝えたいことが伝わりません。

パワーポイントを使った資料作成においても「資料に目を通すだけで知りたい要点が明確に理解できる」ことが理想です。プロジェクトで必要な情報をスムーズ且つ正確に共有できるコンサルタントは、要点が綺麗にまとまっており、納得感のある資料を作成します。

また、知識が乏しいクライアントと会議をすると、全てコンサルタントにお任せというケースも想定可能です。その場合、要点がまとまっていなければクライアントとの間で認識の齟齬が出てきて、課題解決をする場合揉めることになります。このようなトラブルを発生させないためにも、要約力は重要になります。

要約力を磨くことで、クライアントとの解釈の余地を減らし、コミュニケーションも円滑に進めることができるでしょう。コミュニケーションが円滑化することで工数にも余裕が生まれ、時間を有効活用することができます。

まとめ

今回お伝えした「優秀なコンサルタントが共通して持っているスキル」は以下の3つです。

・状況把握力
・論理的思考力
・要約力

このスキルは一朝一夕で身につけることはできません。そのため、時間を使って自己研鑽をする必要があります。特に業界用語の取得や業界知識は本などから得ることができるので、本やネットから情報収集することをおすすめします。

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