戦略コンサルタントとして仕事を有利に進めるための資格を5つご紹介します。
戦略コンサルタントになるにあたり、必須となる資格はありませんが、関連する資格を保有しておくことでクライアントからの信用を得やすい、仕事の幅が広がる等の様々な利点があります。
☑戦略コンサルタントとしての箔が付く
☑業務に関連性の高い知識を身に付けることができる
☑より幅広い案件を受注できるようになる
☑独立してもクライアントの信用を得やすくなる
実際のところ、資格を取得する過程で必要な知識の習得にもなり、業務で知識のアウトプットを積み重ねることで戦略コンサルタントとしてのスキルは間違いなく磨くことができるでしょう。
「戦略コンサルタントが取るべき資格について知りたい」
「戦略コンサルタントとしてキャリアアップを図りたい」
そんな方は是非最後まで読んでみてください。
戦略コンサルタントにおすすめの主な資格5選
今回は数ある資格の中でも戦略コンサルタントにうってつけな5つの資格をピックアップしてみました。
・中小企業診断士
・税理士
・MBA
・USCPA
【公認会計士】新規事業立ち上げやM&Aが活発な現代に適した領域
公認会計士の資格を取得することで財務・会計に関する専門知識を深めることが可能です。実際に、公認会計士として監査法人に就職し、セカンドキャリアとしてコンサル業界に参入する例も多いと言われています。
財務・会計の面から経営課題に置ける問題を分析し、解決策を立案できるため、大企業と比較して安定性に劣るベンチャー企業等では特に公認会計士の資格を持つ人材は重宝されます。
【中小企業診断士】どの種類のコンサルティングでも活用可能
中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対する診断・助言を行う専門家の資格です。「中小企業の現状を踏まえたうえでの成長戦略を考える」という、戦略コンサルタントの業務にもマッチします。
中小企業の成長戦略を助言するにあたり、一定以上の能力を持った人間の線引きとして位置付けられらた資格であるため、クライアントにとっても信用性の判断材料になると言えるでしょう。
【税理士】戦略コンサルの知見×税務の専門知識で幅広い業務を
税理士とはクライアントの依頼に応じて税務署類を作成し、税務上においての指導・助言を行う専門家の資格です。税務の知識を活かして税理士からコンサル業界にシフトする人材も増加しています。
税務の専門知識を持つコンサルタントはこなせる業務の幅も豊富であるため、経営者にとって非常に有難いポジションです。そのため、税理士の資格を所有する戦略コンサルタントはより魅力的な人材に見えるでしょう。
【MBA】歓迎要件として取り扱われるケース多数
MBAとは「Master of Business Administration」の略称で、日本では経営学修士と呼ばれています。厳密には資格ではなく学位という扱いですが、求人の際にMBAを歓迎要件として挙げているケースも多いです。
MBAを取得することで、経営者目線での考え方やビジネスにおいてのお金・モノ・人に関する体系的な知識を身に付けることができます。取得するためには授業料が高く決して簡単ではありませんが、戦略コンサルタントとしてのキャリアアップにはオススメです。
【USCPA】グローバルに活躍したいコンサルタントにおすすめ
USCPAとは「U.S. Certified Public Accountant(米国公認会計士)」の略称で、国際ビジネス資格の最高峰と言われている資格です。事業をグローバルに展開する企業にとって、USCPAの保有者は重宝される人材と言えるでしょう。
英語圏の外資系企業や、アメリカ市場に上場している企業で仕事をする場合は、このUSCPAが評価される可能性が高いです。
まとめ
今回は戦略コンサルタントとしてのキャリアアップに便利な資格を5つご紹介しました。
・中小企業診断士
・税理士
・MBA
・USCPA
まずはご自身がコンサルタントとしてどのような業務に取り組み、どのようなキャリアを実現したいのかを把握することが大切です。そのうえで、ご自身のキャリアに必要な資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。
上記の資格は難易度として高いものが多いため、やみくもに「(役立ちそうだから)とりあえず取得しておこう」と安易に考えず、ご自身の目的に合うかを検討し、計画的に取り組むことで理想のキャリアを実現することができるでしょう。