今回は成果を上げるために必要なことについて、あらゆる分野で活躍する人間に共通している3つのポイントについてお伝えします。
「頑張っているけど、思うように成果が出ない」
「スケジュール通りに物事を進めることができない」
仕事等で掲げる目標に対し、計画的に行動できなかったり、行動しているつもりでも思い通りの成果を上げることができなかったりする方は多いのではないでしょうか。
そこで、「あらゆる物事に共通する、成果を上げる方法」について考えてみましょう。あなたが思い通りの成果を上げるための参考にして頂ければ幸いです。
成果を上げるための行動を習慣にする
これまでの行動を積み重ねた結果として、成果が得られます。そして、人間の行動とはおよそ7割が”習慣”的な行動で成立しているとも言われているのです。
・起きたら歯を磨く
・通勤電車に乗る
・オフィスで業務を始める
・朝、昼、夕方に食事を取る
・スマートフォンを触る
歯を磨いたり、スマートフォンを触ることに対して特に抵抗感等を感じることはないかと思います。それは習慣であるため、無意識で実行しているためです。
「今日はやる気が出ないから、歯を磨かない」とはならないと思います。つまり、習慣とはやる気やモチベーションに左右されることなく実行できるということです。
そのため、成果を上げるために必要なタスクや作業を自身の新しい習慣として取り入れる必要があります。習慣として身につけることができれば、あなたが望む成果を上げることもできるでしょう。
新しい習慣として身につけるには?
新しい習慣として身につけるためには、当然ながら「継続する」ことが大切ですが、継続するためのコツは以下の2点です。
・小さな取り組みから始める
・毎日同じ時間に取り組む
確実に習慣として身につけるためには、小さな取り組みから始めることが大切になります。何故ならば、無理のある取り組みは持続性が無く、反動も大きいためです。
ダイエットで過剰な食事制限が続かないように、仕事においても一時的な感情で膨大な量の作業をこなしても続かず、成果を上げることも難しいと言えます。
そのため、習慣として身につけるには1日30分でも、1日5分でも小さな範囲から毎日取り組むようにしてみましょう。
また、毎日同じ時間に取り組むように意識することで、段々と新しい取り組みを自動化させやすくなります。
結果を焦らず、小さな成功を積み重ねる
成果を上げるためには、結果を焦らず、1つ1つの過程で得られる小さな成功もポジティブに捉えるようにしてみてください。
ゴルフを上達させる際にも、最初からホールインワンを狙うのではなく、少しずつ近づけていくものです。ビジネスにおいても同様で、完璧を求め過ぎず、小さな行動と成功を積み重ねた結果として大きな成果が得られます。
成果を上げるためには脱・完璧主義を
これから上げる成果があなたにとって新しい試みの場合、質にこだわり過ぎないようにしましょう。質とは量をこなしてからついてくるものです。
完璧主義は時として行動量を妨げ、求める成果が遠ざかります。まずは成果を上げるために必要な作業をやりきることを第一に考えるようにしてみてはいかがでしょうか。
求める成果を常に見据え続ける
「目標を常に意識し続けること」は、成果を上げるために最も大切な努力とも言えます。
「スケジュールがパンパンで忙しい」
「体調が優れない」
「緊急の用事が入ってしまった」
成果を上げるために、どれだけ完璧な行動計画を立てたとしても、何らかの理由で思うように事を進めることができなくなることもあります。
そういった状況でも求める成果を常に見据え続けることで行動もブレず、成果を上げるために必要な努力を続けることができるでしょう。
・目標を紙に書き出して壁等に貼っておく
・スマートフォンのホーム画面に設定する
こうした取り組みも、求める成果を意識し続ける方法として効果的です。また、成果を上げることができる人間は、常日頃から「どのようにして成果を上げるか」ということについて頭を働かせています。
成果を重視しつつ、自分流の「成果の出し方」を確立する
憧れの上司やビジネスマンの真似をすることで、必ず成果が出るとは限りません。個人の能力や時間の使い方等も異なるため、様々な方法を参考にしながら自分だけの「成果の出し方」を確立することが大切です。
肝心な成果は常に見据えておき、それを達成するための手段や方法に関しては様々な方法を試行錯誤を繰り返し、ブラッシュアップしましょう。
まとめ
今回は仕事等で成果を上げるための3ポイントについてお伝えしました。
・成果上げるためのタスクや作業を習慣にする
・小さな成功を積み重ねた結果として大きな成果が得られる
・求める成果を常に見据え続ける
確実に成果を上げるためには、そのための行動を習慣化させることができるかどうかが重要です。そして、習慣化させる方法は多種多様であるため、様々な方法を試行錯誤してみてください。