コンサルティングの基礎

【コンサルは稼げる?!】コンサルティング業界の5つの種類と、仕事内容

ビジネスマン
コンサルタントの仕事は、課題を抱えた企業や個人を支援する仕事になります。業界によって解決する課題が異なるので、どのように課題を解決していくのかが求められます。

今回は、コンサルティング業界について、主な5種類の業界について紹介致します。「コンサル業界の知見を深めたい」という方は必見です。

コンサルティングとは

コンサルタントとコンサルティングは、混合して使われることが多いのですが「コンサルティング(Consulting)」は、「相談する(consultant)」を基にした「相談業務」を言います。

コンサルティングは言葉の通り、企業や個人が抱えている課題に対して相談を受ける職業になります。ただ、相談を受けるだけではなく相談を受けた上で解決策を提示して実行支援までしています。

つまり、相談を受けたクライアントの潜在的な課題は何か、何に困っているのかを明確にして限りある資源と時間を有効活用して解決策を提示します。

その後、クライアントと一緒に解決策を実行することで価値を提供します。そのため、コンサルタントの仕事は無形資産の形成であると言えます。

関連記事:【5分で理解】コンサルタントの仕事5選!仕事内容・年収・給与などについてご紹介

コンサルティング業界の種類

コンサルタントの種類としては、大きく分けて3つに分類されます。

・総合コンサルタント
・専門コンサルタント
・システムコンサルタント

その他の業界に関しては別途解説させて頂きます。

コンサルティング業界の仕事内容

コンサルティングの種類
コンサルティング業界の種類として「総合コンサルタント」「専門コンサルタント」「システムコンサルタント」に分けて紹介します。

総合コンサルタント

総合コンサルタントは、ある特定分野のジェネラリストとして総合的なコンサルティングをする職業になります。

例えば、経営コンサルタントや店舗コンサルタント、Webマーケティングコンサルタントなどが該当します。

幅広い領域に対応できるのが特徴で基本的には複数人でチームを組んで取り組むケースが一般的です。

専門コンサルタント

専門コンサルタントとは、特定の業種や業界に特化したコンサルティングをする職業になります。

例えば、業界に特化したコンサルタントとして医療系・ヘルスケア系のコンサルタント、イベント・飲食系のコンサルタントも多数あります。

また、経営コンサルタントを主に活動している企業を中心に人材コンサルタントやマーケティングコンサルタントなどでチームを組んだりと専門コンサルタントが複数集まり解決にあたる場合もあります。

システムコンサルタント

システムコンサルタントとは、IT系を中心に専門知識を活かし、業務改善をシステムからサポートするコンサルタントを指します。

例えば、ITコンサルタントとしてシステムの導入や運用、保守まで担当して最初から最後まで一環してサポートする企業も増えています。

コンサルティング業界の魅力

コンサルティングの魅力
ここ数年、コンサルティング業界の人気に拍車がかかっており求人倍率や企業も多く存在します。理由としては、次の4つが挙げられます。

・様々な経験が積める
・どこでも通用するスキルが身につく
・優秀な人が多い
・高年収

様々な経験が積める

コンサルティングファーム以外の企業では、多くがマニュアル化されており業務が定型になっています。

一方でコンサルティングファームは、マニュアル化できない箇所の改善をおこなうのがメインになるので常に新しい業務となります。

また、プロジェクトの種類が多岐にわたるためITコンサルタントとして活躍していた人が経営コンサルタントに転職する場合もあります。

どこでも通用するスキルが身につく

コンサルタントの業務は、基礎的なスキルが高くないと業務を円滑に進めることが出来ません。

基礎的なスキルとして、「思考力」「忍耐力」「コミュニケーション能力」「マネジメントスキル」「IT」「ファイナンシャル」「法律」「Ofiice(パワポ・エクセル)」などが挙げられます。

これらのスキルは、コンサルタントとして働いていると自然に身について行くのでどの業界でも通用するスキルになります。

優秀な人が多い

コンサルプロジェクトでは、経営の根幹を担うプロジェクトや、経営方針を決めるプロジェクトなど事業の中核を改善するプロジェクトが多くあります。

そのため、プロジェクトに関わる人は一定のスキルを持ち合わせる必要があり、総じて優秀な人が勤務していることが多いです。

高年収

コンサルタントは、高年収として知られています。例として、大手総合ファームでの平均年収は以下の表のようになります。

役職年収
アナリスト450万~600万円
コンサルタント550万~850万円
シニアコンサルタント750万~900万円
マネージャー900万~1,200万円
シニアマネージャー1,100~1,500万円
ディレクター1,500~3,000万円

他の業界や業種よりも年収は、高くなっており長年努めればシニアマネージャークラスまでは役職につくことができます。

シニアマネージャーの役職には早くて30代半ばから就くひともいます。未経験でアナリストから入社しても毎年10%ずつ昇給することが一般的であるため、若いときからコンサルタントとして働いていれば若いときから高年収を狙うことが可能です。

まとめ

コンサルタントの種類やコンサルティングの種類を紹介してきましたが、全てのコンサルティングファームで成果が上がるわけではないので注意が必要です。

コンサルタントは、知識やノウハウを提供するため企業の実績や個人の資質も必要です。そのため、コンサルティングファーム毎の実績などを加味して導入を検討することをおすすめします。

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